健康運動実践指導者資格の試験内容と合格率


健康運動実践指導者と聞いても、どんな仕事を行っているのか全く分からない人も多いのではないでしょうか。
しかし、老若男女だれでも安全かつ効率的に運動ができるように提案実践するプロとして、高齢化社会の中で注目を浴びている資格です。

健康運動実践指導者試験の内容

健康運動実践指導者試験は、実技試験と筆記試験に分かれています。実技試験は水泳やダンス、ウォーキングまたはジョギングの中から自分の得意なものを選択して選ぶことができます。
健康運動実践指導者試験を受ける人の多くは体を動かすのが得意な人が多いため、よほど緊張しなければ問題なく通過できます。

指導役の人と被指導者役に分かれて、実演指導を行います。自ら手本を見せつつわかりやすく指導すること、それぞれの運動がどのような効果をもたらすのかを説明しながら指導ができること、大きな声ではきはきと指導ができるように心がけてください。

また、運動後の心拍数の測定方法をわかりやすく説明できることも合否のポイントとなります。
テスト対策としては、自分一人だけで頑張るのではなく、ほかの人に実演しているところを実際見てもらって、わかりやすいかどうかなどを率直に意見してもらうことが大切です。

健康運動実践指導者試験の受験生は健康運動実践指導者用テキストを入手することができます。
筆記試験はこの中からほとんど出題されるためテキストを熟読し、内容をしっかり頭と体に叩き込んでおきます。

筆記試験とはいえ、パソコンで5択の中から正解を選ぶ形式を採用しているため、ひっかけるような問題に注意が必要ですが、記述する回答はないのでわからない場合でも必ず答えておきます。

健康運動実践指導者資格試験の受験資格や合格率

健康運動実践指導者試験を受けるためには、健康運動実践指導者の養成校を卒業すること
または、体育系短期大学や専門学校などを卒業したのち9日間33単位の試験対策勉強を行ってから認定試験の受験資格が与えられます。つまり、なりたいから誰でも取得できるという資格ではないので、目指している人は注意してください。

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インターネットで試験の予約を行った後、試験票を印刷して、指定された会場で試験を受けます。
試験日程は試験を運営している法人が指定した6週間の中から自分の都合のいい日を選んで試験を受けます。予約制をとっているため、予約が遅れてしまうと自分の都合のいい日に試験を受けることができなくなってしまうことがあるので注意が必要です。

試験対策はインターネットで受験対策用テキストを手に入れるか、市販の問題集などでも十分勉強できます。
合格率は80%と比較的受かりやすい試験です。


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