スポーツを行わない人でも水分補給は大切ですが、スポーツを行う人はより一層水分補給とそのタイミングは重要になってきます。
上手に水分を補給するためにはどのようにしたらよいのでしょうか。
スポーツ時の水分の取りすぎには要注意
特に夏場は黙っていても汗をかき、水分補給が不足すると熱中症などになってしまいます。スポーツを行っているときはなおさらで、体を動かしている分汗をかくため、水分を必要とします。
しかし、一度に大量の水分を摂取してしまうと、スポーツ中におなかが痛くなったり、体がだるくなってしまい逆効果になることもあるので、飲むタイミングと量は気を付けたほうが良いです。
まずはスポーツを行う30分前に200ミリリットル~500ミリリットルの水分を何度かに分けて補給します。運動中も20分~30分間隔で1口~200ミリリットルほどの水分を摂取します。
スポーツを行った後は体重を測定し、体重が減った分を何度かに分けて補うように補給します。
のどが渇いたと感じた後に水分補給を行うと、飲みすぎる傾向があるため、なるべくのどの渇きを感じる前に水分補給を行いましょう。
また、水泳や水中ウォーキングなど水中のスポーツは水中で汗をかいたことに気づきにくく、水分補給を忘れがちです。水中のスポーツでも水分補給はとても大切です。
スポーツ時の水分補給に最適なもの
スポーツ時の水分補給といえばスポーツドリンクというイメージがありますがスポーツドリンクには糖質が大量に含まれています。糖分が多いため高カロリーになりがちで、また、のどが渇きやすく水分を多く摂取してしまうことにもつながるため、スポーツ時にスポーツドリンクはあまりお勧めできません。
また、ただの水では汗で失われた塩分やミネラル分を補給することができません。そのため、ミネラル分を豊富に含み、スポーツ時に余分な成分は排除した飲み物が最適ということになります。
そこでミネラル分を含んだ麦茶や、活性酸素を取り除き、疲労回復を早める水素水などがおすすめです。逆にスポーツ時の水分補給としてお勧めできない飲み物もあります。アルコール飲料は利尿効果が強く、脱水症状を引き起こしやすいほか、筋肉のけいれんを引き起こしやすくなるなどスポーツの妨げとなってしまいます。
覚せい作用などのあるカフェインが配合された飲み物、さらに水分がほとんど含まれていない牛乳や炭酸飲料、ジュースなどはスポーツ時に飲まないようにしましょう。
スポーツフードのおすすめ資格
formieのスポーツフードスペシャリストは初心者向けに網羅された内容をスマホで学習できるので、初めてスポーツフードを学ぶ方にはおすすめです。
→おすすめスポーツフードの資格はこちら