スポーツを行ったことがある人なら一度は感じたことがある人も多いはずです。試合前の食事を食べる時間を間違えてしまい、試合中に体調を崩してしまうこともあります。
そのため、試合前後の食事はスポーツにおいてとても重要なのです。
試合前の食事
スポーツを行う場合、試合前の食事は、直前の食事だけのことを考えればよいわけではなく、前の日の食事から重要になります。
前の日は翌日の試合に備えて精一杯の力を発揮できるように糖質やたんぱく質、脂質などエネルギーの多い食事を摂取するようにします。ご飯類を大目にして、おかずをいつもより若干少なくするのが理想です。おかずも脂っこいものは避け、しっかりと睡眠をとるようにします。
試合前の食事は、試合開始の3時間前、遅くても2時間前までにはおなか一杯食べておきます。固形物の消化にかかる時間は2時間ほどなので、2時間前までに摂取しておくことで十分な力を発揮することができます。
スポーツの試合では特にエネルギーの消費が激しいため、たんぱく質や脂質は控え、すぐにエネルギーとなりやすい炭水化物を中心に摂取します。また、たんぱく質は消化をするときにもエネルギーを使うため、試合前にたんぱく質を多く摂取すると試合の時のエネルギーまで使ってしまうため、特にたんぱく質は控えめにします。
野菜に多く含まれる食物繊維も通常であれば健康的な食材なのですが、試合時には消化が悪いことで腸内でガスがたまってしまい思うように体が動かなくなることもあるため少なめにしてください。
試合の合間に休憩時間をとる場合がありますが、その際の食事は特に消化吸収の早い炭水化物であるうどんやバナナなどがおすすめです。試合の短い休憩時間に糖質を補給するにはゼリー状のエネルギー補助食品がおすすめです。
スポーツの試合後の食事
スポーツの試合の後は特に食事を気にする必要はないと思われがちですが、次に向かってより良い体を作るためには試合後30分以内に消化吸収の良いたんぱく質を摂取しておく必要があります。
ヨーグルトやチーズなどでたんぱく質を補い、より良い体を作りましょう。
試合が終わった日の夕飯は、たんぱく質を豊富に含む食事が効果的ですが、肉類などは疲れ切っている体では消化が難しいため、豆腐や納豆などの大豆製品、魚などを積極的に摂取します。
たんぱく質を摂取する場合にはたんぱく質の消化吸収の効果を高めるビタミン類なども摂取するとたんぱく質の効果をより得ることができます。試合が翌日もある場合には、翌日の試合に向けて炭水化物も摂取する必要があるので、バランスよく摂取するように心がけます。
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