健康運動実践指導者の実技試験内容について


健康運動実践指導者資格試験には、筆記試験と実技試験があります。
筆記試験は会場に設置してあるパソコンに、問題の答えを5択の中から選ぶ方式で行われますが、実技試験とはいったいどのような方法で行われるのでしょうか。

健康運動実践指導者の実技試験の内容

受験者の中から、運動を指導する役と、その指導に従って運動を行う被指導者役の二手に分かれて実技試験を行います。内容は水泳やダンス、ジョギングやウォーキングなどの中から選ばれ、一つの運動の中で筋力トレーニングと有酸素運動の2種類の運動指導を行ってもらいます。指導が終われば指導者役を交代して行います。

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実技試験で大切なことはまずはだれにでもわかりやすいような大きな声で、だれにでもわかりやすいような言葉を使って指導を行っているかどうかです。運動の指導を受ける人が高齢である場合には、専門用語を並べ立ててもわからないため、だれが聞いてもわかりやすい言葉で指導を行うことも大切です。

そのほかに、自らがしっかり手本を見せて指導しているか、それぞれの運動の意義や特徴を説明できるか、さらに運動に必要な心拍数の測定方法をわかりやすく説明できるかなどがポイントとなります。

健康運動実践指導者の実技試験対策方法

健康運動実践指導者の実技試験に関しては、特にこれといった対策法はありません。そのためとにかく練習が必要になります。養成校などであれば実技指導の講習などがあるため、できるだけ受けておくとよいです。

また、なかなか自分が生活している環境が、健康運動実践指導者資格を取得するのに適していない環境にある場合には、自分で実技指導練習を行う必要があります。人に何かを指導する練習というのは何か恥ずかしいものですが、恥ずかしがっていては実技試験に合格することはできません。

そこで自分一人で実技指導の練習をおこなうのではなく、練習を行うときは常に指導を受ける人と一緒に行い、自分が行った指導がわかりやすかったか、声がしっかり届いていたかなどの感想をもらうことが大切です。特に厳しい意見は真摯に受け止めて、多くの人によりわかりやすい指導を心がけることが大切です。

また、もともと声が小さい人や滑舌がはっきりしない人などは、指導の練習をする前に、大きな声を出す訓練や、はっきりとモノを伝える訓練を行います。指導者が何を言っているのかわからない状態では、指導を受けているほうはどうしてよいのかわかりません。
そのためにも大きな声ではっきりとモノを伝える訓練はとても大切です。


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